みなさん、こんにちは
テップです
さて、今回も引き続き、ヨルダンを旅しております
「youは何しにヨルダンへ?」
と思う方もいるかもしれません
それはズバリ…
Booking.comで激安宿を複数発見したからです
旅程を立てていたあの日
ふとヨルダンの最安宿を検索しました
すると、異次元なほど格安な宿が砂漠のど真ん中にあるではありませんか?!
と、めちゃくちゃワクワクする俺
みなさん、お気づきかもしれませんが、便利とはほど遠い砂漠で
そんな格安な宿なんかあるわけないのです
しかし、僕はこう思いました
これ、ツアーとか送り迎えを申し込まなければ、実質激安で泊まれるんじゃね?
なので、今回はそんな砂漠の宿に突撃してみました!
いろいろな出来事が起こったので、ワディラム砂漠に行く際は参考にしてください
ワディラム砂漠はヨルダンの南の都市アカバからバス(5JD=1000円)
観光人だけでなく、ワディラム村に住んでる人も結構乗ってた
約1時間、荒野をぼーっと眺める
途中、現地のイスラムねぇちゃんがガムをくれた
右奥歯、虫歯だけどまあいいか
ありがとう
くちゃくちゃ噛んでると目的地に到着
僕だけワディラム砂漠に入るチケット(5DJ=1000円)を払ってなかったので、
ビジターセンターで降車することに
他の観光客は多分ヨルダンパスを持っていたので、そのまま通り過ぎた
僕はペトラに行かなかったので、パスを購入しなかった
さて、ビジターセンターに到着した途端、現地ガイドが一斉に営業を仕掛けてきたぁ!
「兄ちゃん!もう止まるところあるのか?,うちのツアー申し込みなよ!」
僕はツアーを申し込むつもりは無かったので、全て断りましたが、しつこい…
全て振り切り、入場料1000円を払うと別の部屋に連れていかる俺
そこでは、警察官みたいな人たちが
宿泊場所やツアーの内容について尋ねてくる
僕自身、宿はbooking.comで取ってあるのですが、それを言うと、
強制的にツアーに入れられそうと思ったので、僕は
「砂漠のど真ん中で寝る!」
といい続けました笑
みんな
「は?」
みたいな顔をしていましたが、ようやく折れたようで承認してくれた
ここから現地の人が住んでいるワディラム村まで、徒歩で約1時間半
一本道の砂漠を歩き続ける
不必要な荷物はアカバのホステルに置かせていただいたので、
あったかい服と水、食料だけを持ち、歩くこと1時間…
誰もいない、何もない砂漠なので、エドシーランの「galway girl」を熱唱してると
一台の車が止まってくれた
「村まで乗ってくかい?」
と申し出てくれた
(絶対ヒトカラしてたのバレてたよなぁ)
村からも砂漠を歩かなければいけなかった僕は喜んで乗せてもらうことに(半ば心が折れかけていた)
砂漠の中の村と聞いていたので、小規模の集落かと思いきや、売店、レストラン、住宅が並んでいた
すげぇと思いつつ、僕の宿はまだまだ奥地
ドライバーと別れ、いざ砂漠の大地へ
ここからが本当の『砂漠一人旅』
ポルノグラフティの「サボテン」を聴きながら砂漠を練り歩く
他の観光客はDeepやラクダに乗り、悠々砂漠の大地を駆けて行く
僕はそれを横目で見ながら、歩いた方が絶対楽しいと自分に言い聞かせていた
村を離れて1時間ほど経った頃、1kmほど離れた所から誰かが手を振っている
僕も手を振ると、こっちに向かって歩いてきた!
500mほどになるとその人が女だとわかって、期待が膨らむ俺
彼女は
「Are you walking too?」
と聞いてきた
と言うのも、予約した宿から当日キャンセルされたため、歩いて宿を探しているらしい
僕も同じような感じなので、一緒に僕が予約した安宿に向かうことに
彼女は年齢不詳の中国人ガールである
顔面にシワがあったので、多分30代前半かな
彼女はまじの生意気as fuck だったのですが、
最初の頃は気さくなお姉さんって感じ
中国には帰りたくないらしく、中東を旅してるらしい
二人でBookingが示した通りの場所に着いたが、何もない
運よく近くに人が住んでいたので、尋ねるとそのホテルのオーナーに電話してもらえた
(普通のSIMカードではワディラム村以降電波は通じない)
なんやかんやで、ホテルのオーナーが迎えにきてくれることに
砂漠に珍しく生えている木の前で待つこと20分
宿のオーナーがやってきた
ここで初めてワディラム砂漠の激安ホテルの理由が判明することになる
僕はオーナーに予約した旨とツアーはやらないからホテル代だけ払うとと伝えたら、
急に雲行きが怪しくなった
彼「ツアーを申し込まないなら、ここからホテルまでの送迎代で25D(5000円)J払え」
俺「じゃあ、あんたのホテルまで歩いて行くよ」
彼「それは無理。Deepでいかないと、泊めさせない」
俺「じゃあ、キャンセルするわぁ」
…
彼は僕たちをDeepに乗せて、村付近まで行き、Booking上でキャンセルさせてくれました
やっぱりか…
そんな上手い話があるわけないとわかってはいた
しかしググってもワディラムでツアー参加しないとどうなるかは書いていなかった
なので、いい経験になりました
でもこれってBooking.comj上で合法なの?
まあ、いいか
チャイニーズガールは
「南の方にゲストハウスがあるから、そっちに行こう」
と言うので、信じて向かうことに
30分ほど歩くと、一台のDeepが停まってくれた
その車には髭ちょびんが乗っていた
永遠に歩いてる僕たちを心配してくれたようだ
宿を探していると言うと、一人25DJ(5000円)で彼が運営してるホテルに泊めてくれるとのこと
晩と朝直、村までの送迎付込み
流石に高いので、断ろうとした矢先
ガールがここぞとばかりに値切る
中「飯いらないから、一人1000円にしろ」
髭「安すぎるわ!」
中「じゃあ、2食つけて、一人2500円」
髭「いや、5000円だ」
中「マジでお願い、2500円!!!!!」
約10分の死闘の末、髭が折れて一人2500円で泊まれることに
これはマジで安い
普通なら、ホテルに泊まる場合、ツアーに申し込まなければならなく、一泊1万以上はくだらない
中国人は金に厳しいとは知っていたが、ここまでとは
マジで感謝
宿では、
夜飯(旨味スープをチキンに和えたものやトマトときゅうりとタナネギのサラダなど)
朝食(ナンみたいなパン、チーズ、茹で卵、ヨーグルトなど)
僕自身はとても満足していましたが、
中国ガールが終始めちゃくちゃイライラしていた…
ことの発端は年に数えるほどしかない雷雨
彼女は満点の星空を楽しみにしていたが、夕方になると徐々に雲行きが怪しくなり、
20時頃には雷雨となった
さらに彼女は腹を空かせていたらしく、料理をせかせる
料理が速くくれば、米がしっかり炊けてないと激怒
砂漠の夜は寒いと言い、薪を大量に使い、火を焚かせる¥
半額にしてもなお、こいつに怒らないオーナーの懐の深さに感激
次の日は朝から団体のツアーがあるとのことで、朝8時に宿を出発
ワディラム村で髭ちゃびんとお別れしました
アカバへはヒッチハイクで帰りました
バスもありますが、一日日本で朝7時頃と夜の19時だけなので、流石にヒッチですね
中国人ガールも一緒に歩きなら、ヒッチハイクします
なかなか停まってくれません
30分ほど歩くとなんと中国出身の男性が停まってくれました
彼もアカバに行くというので、乗せてもらうことに
彼はイギリスの会社で働いている
ヨルダンへは車をレンタルして1週間旅行らしい
ちなみに、 カタールW杯で日本がドイツに勝利したのは彼から聞きましたw
ヨルダンの次はカタールにコスタリカ戦を観に行くので楽しみです
高速みたいな道を走っていると急に警察に停められた
スピード違反らしい
つい先ほどまで80キロ道路だったはずが、いきなり40キロになっていた
いや、それは初心者殺しだろ…
彼は帽子にカメラを付けて警察に抗議していましたが、結局罰金4000円ほど支払うことに…
(その光景を見ながら、僕はニヤニヤしていました)
なんだかんだ二人ともイメージ通りの中国人だなぁ笑
スピード違反には気をつけましょう
今回のハイライト
・砂漠を練り歩く
・一ドルの宿なんて無い
・わがままな中国人ガール
・試合のネタバレ、速度超過など最後に全て持っていった中国人ボーイ
今回は以上です
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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