ヨルダンからイスラエル(パレスチナ)に入国したことを後悔した話


みなさん、こんにちは

テップです

さて、今回はタイトルにもあるようにヨルダンの南側の都市、アカバから(ほぼ)徒歩でイスラエルに入国しました

結論から言うと、僕の情報収集不足もあり、予想外の出費を払うことになりました

みなさんには僕と同じ残念な気持ちにならないように、ここに現地の確かな情報を共有します

自己紹介

半年間、100万円で世界を一周するマンです

きっかけはコロナで留学ができずに、就活を迎えた春

自分の中にモヤモヤした気持ちがありました

就活の軸が海外に駐在できる所だったのですが、駐在員になるためには日本で3~5年程度実力を積まなければいけないという事実を知りました

そんだったら今から行っちゃえ!

と思い、夜勤で猛烈に働き、貯めた100万(そのうち15万円は友達から拝借)で世界一周なうです!


死海から約3時間かけて、アカバに到着!

初日は疲れていたので、街をふらふらしてホステルに戻りました

同じドミトリーにインド系のイギリス人がいて、プレミアリーグの話で仲良くなり、

その後、ワディラム砂漠やペトラ遺跡の話をしてくれました

話の流れで「パレスチナは良いぞ、絶対に行くべきだ!」と彼が勧めてきました

(イギリス人の彼がなぜイスラエルではなく、パレスチナと呼ぶのかは分からない)


実際にGマップで国境のゲートを調べてみると…


近い!


そう、アカバからイスラエル最寄りの国境まで

タクシーで15分

歩いて2時間だったのだ

なんせ貧乏旅なので、歩いて国境を渡ろうと決意した21歳

見事、途中でタクシーを拾いました

いや、頑張って歩いたんですよ

それでもタクシーは使いたくなくて、ヒッチハイクを試みましたが、

タクシーの量が多すぎで毎回タクシーがひっかかり鬱陶しいので、乗りました


ここで最初のトラブル発生です

Gマップで国境のゲートまでの案内を見せ(9キロメートル)、3JD(600円くらい)で良いかと交渉したら

「OKだ」

と言ったのです

他のタクドラには1400円、1600円と言われたので、喜んで乗り込みました

途中、彼が何度もマップを見るので、不安になり

「600円で良いんだよね?」

と質問しました


すると

「いや、2000円だよ」

と言ってくるのです

彼は英語が得意では無かったので、拙い英語で

「そこに行くとは知らなかった」

と一点張りです

(いや、マップも見せたし、タクドラなんだから道ちゃんと確認しろよw)

結局1000円だけ渡して、途中で降りることになりました

しかし、ゲートに向かう際、ヨルダンの軍の敷地を通らなければいけないらしく、徒歩は禁止されているとのこと

その敷地の前にはPUBGに出てきそうな銃を持った二人組の男がいて、ビビっったので近くに停まっていたタクシーを捕まえて行くことに…

(最初のドライバーにちゃんと連れてって貰えばよかた)

ここでは3分くらいしか乗ってないのに1000円払うハメに笑

合計で結局2000円か…

ヨルダン側の国境


事前にヨルダンからイスラエルに入国する際はマネーはいらないとわかっていたので、すんなり入国

イスラエル側の入国では何箇所かパスポートを見せて、証明書をもらわなければいけないので、ちょっと面倒

「イスラエル入国!!」

イスラエル(パレスチナ)側の国境

Think

ユダヤ人や日本人はこの土地のことを『イスラエル』と呼ぶ
日本のGマップにもそう書いてある
しかし、ムスリムの人々は『パレスチナ』と呼ぶ
僕もヨルダン側の国境では「パレスチナに行く」と言い、
イスラエル側では「イスラエルに行く」と言った
この土地を巡るユダヤ教とイスラム教の争いは100年以上続いている
学校の歴史の授業でちょっぴり学ぶ内容だったが、今回実際にイスラムの国からイスラエル(パレスチナ)に入国したことでお互いの緊張感が感じられたし、未だ平和とはほど遠いことがわかった
僕にはお互いの国に友達がいるので、なんとか争いを避けてほしいと思っています


最寄りの街「エイラト」まではタクシーで行くのが一般的だが、俺は一般じゃないと自分に言い聞かせ、歩いていくことに

標識がヘブライ語になった!カタカナに似てる?


1時間くらいでスーパーや飲食店が見えてきた!

ここエイラトは年間通して、温暖な気候なので…

いや、暑すぎる!

アカバと気候は変わらないが、お日様の下を延々と歩いていると、溶けます笑

暑い時はやっぱりコーラ

一リットルのコーラが10シェケル=400円

高い…がうまい

イスラエルの物価は高すぎるので、レストランにも入れず…

疲れたので、ビールとお気に入りのビネガーチップスで乾杯

エライトは海が綺麗だねぇ


イスラエルの物価はヨルダンより割高だが、酒はヨルダンより安い!
ヨルダンはイスラム教を信じる国なので、お酒が高いのですねぇ

4時間ほど滞在して帰ヨルダン

またまた中心街から1時間弱歩き、国境に到着

国境に着いたが…


出国ゲートに到着したが、かわいいお姉ちゃんに言われた一言が悪夢の始まりだった

いや、正確にはヘブライ語でなんて言っているか分かんなかったが、きた道を戻ると有った…

「出国料を払え」

マジか…

聞いてねぇー!

いや、調べてねぇ!

恐る恐るカウンターレディに値段を聞いてみることに

俺「How much?」

レディ「110シェケル」

俺「いや、分からん、ドルだと?」

レディ「26ドルくらい」

おうぅ…

でかいなぁ

4時間くらいしか滞在してないのに、出国料取るか…

まあ、アカバに今日泊まるホステルも取ってるし、渋々払うことに(いや、払わなきゃいけないんだけどね)

泣きながら、ヨルダン側の入国ゲートをくぐる

ヨルダンは好きだ

彼らの口癖

「Welcome!」

は本当に自分を歓迎しているように思えるからだ

特に日本人は好かれている

多分日本はヨルダンにたくさんの援助をしているからだ

カラックに行った際のカラック城の博物館も日本の援助で建てられたものだった

やっとヨルダンに帰ってきた!

あとは歩いてホステルに戻るだけだ!

と思っていた矢先、あることを思い出した

そう、軍の敷地内は車しか通れないのだ

そこで待ち構えるタクシードライバー!

どうなる、テップ! 

来週へ続く…


嘘です笑

金をもう使いたく無かったのとタクシーで嫌な思い出があったので、

ヒッチハイク作戦を決行しようと考えた

しかし、タクドラや入国管理局の職員らしき人が

「フライベート車ではダメだよ、ちゃんとタクシーに乗らなきゃ」と言ってきました

もう心身ともに疲れていて、抵抗する気も起きずに、タクることに

最初、3000円と言われたが、2400円に値下げ交渉し、ホステルまで連れて行ってもらった

軍の敷地を跨ぐ時、見張りは誰もいなく、俺がヒッチハイクしてプライベート車に乗っても絶対大丈夫だったな

まあ、ここでこの悪夢のような1日はおしまい!!

イスラムの国からユダヤの国への国境越えはすごく興味があったので、良い体験にはなったかな!

今回ヨルダン・イスラエル出入国に使ったお金合計

合計 8400円

内訳

行きのタクシー 1000円と1000円

イスラエルからヨルダンへの出国料 4000円

ヨルダンゲートからホステルまでのタクシー 2400円

これを観光ビザ代と思えば、良いのだがイスラエルに滞在した時間約5時間

うん、これは辛いw

ヨルダン、イスラエルを旅行する方は参考にしてみてください!

ちなみにホステルに戻って、リンゴを食べたんですが、なんか苦いと思ったら
虫がいました。

では、また

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